有名なShetland tuneですが、元はグリーンランドの曲です。出稼ぎで捕鯨に行ったフィドラーが持ち帰って広まったということです。出稼ぎのお土産が異国の曲というのは、さすがやたらフィドラー率が高いことで有名なShetland。
タイトルの読み方はだいぶ微妙ですが、ウィラフィヨルドか、ウラフィヨルドか、そんな感じだと思います。
某セッションで「SpootiskerryとHigh Road to Lintonをセットにしてやってもいいですか」ときいてみたところ、「Spootiskerryをやるならその前にWillafjordというのが鉄板!」とアツいご指摘を受けまして、こりゃ覚えねばなるまいと練習してみました。reelということになっていますがhornpipeっぽいキメのフレーズが入っていたり、なかなか妙な曲です(注:ほめてます)。
弾き方によって大きく2つのバージョンがあるようですが、おそらくこちら(nigelgatherer.comより)や、こちら(The Sessionより)のものが一般的だと思います。シンコペーションのない、もっとreelっぽいバージョンがRiddell Fiddlesのウェブサイトに掲載されていますが(楽譜、音源)、そちらはどうもあまり一般的なバージョンではないようです。グリーンランドで仕入れた曲がもろにreelっぽいというのも変な話ですので、nigelgatherer.com、The Sessionの方がオリジナルに近いのではないかと思います。
オリジナル(?)のシンコペーションをきかせたバージョンの方が特徴的で面白く、繰り返し弾き続けたくなるあやしげな魅力があって、私は断然好きです。先にRiddell Fiddlesのバージョンを知っていて、そちらはぴんとこなくて練習も気が進まなかったのですが、オリジナル(?)のバージョンを見つけて俄然やる気が出てきました。
ということで、しばらくの間Willafjord / Spootiskerry / High Road to Lintonのセットをやりたがると思います。心の広い方はお付き合いください。
ちなみに、High Road to Lintonはコンサーティナのプレイヤーにとっては弾きにくい、嫌な曲だそうです。
音源 etc.
Big Jam: Willafjord:
大人数でのセッション。落ち着いたテンポでメロディをつかみやすいですし、変奏のヒントがいろいろあるいい音源です。
シンコペーションなしのバージョン・・・と思いきや、全然違うアレンジでした。フィドルのチューニングも変則で、E,、B、 F#、C#だそうです。
コメントする