スコットランド英語まじりのタイトルのついたアイリッシュ・トラッドという、ちょっと不思議なreelです。なぜ "The Dunmore Maid" ではないのでしょう?
DunmoreはSligoとGalwayを結ぶ街道沿いにある村の名前で、曲自体はSligo tuneとされているようです。スコットランドにも同名の村がありますので、もしかするとオリジナルはScottish reelだったりするのかもしれません。
私は大森さんのワークショップでいただいた楽譜で覚えました。Eminorで、曲調はいかにもIrish。いろんなテンポで弾かれるようですが、私はどちらかというとゆったり弾くのが好みです。特にBパートはねっとりしつこい感じでいきたいところです。
わりとべたなreelだからなのか、はたまた人気曲だからなのか、キーが違うだけでほとんど同じという曲がいくつかあります。例えばセッション仲間の間で "いなたいreel" としておなじみのTuttle's(大森さんのHPより)。ちなみに "いなたい" は田舎っぽいかっこよさがあるといったニュアンスの音楽用語だそうです(大森さん談)。
また、The Sessionのコメント欄を見ているとけっこう面白くて、My Love is in America、London Lassesもあげられていて、Dunmore Lassは今はアメリカにいるとか、ロンドンにもいるよ、などと盛り上がっています。Dunmoreという地名はアメリカにもありますので本当に移住したんでしょうね、きっと。London LassesはGmajorで、Dunmore Lassesより垢抜けた感じがするのも面白いです。
音源 etc.
- Mithril - Dunmore Lasses/Castle Kelly - RadioLive!
- プロのバンドが自分たちのラジオライブの様子をYoutubeで配信している動画です。音声と動画がずれてしまってるのが残念ですが、かっこいい演奏です。
- Tonn Nua - Dunmore Lasses
- こちらもバンドのPV。フルートのソロから始まり、他の楽器が合流してきます。私は普段セッションでばかり弾いているので、いかにもステージ風のまとめ方はちょっと新鮮です。
- hatao playing Irish Tin whistle ★ティン・ホイッスルの演奏
- おまけのLondon Lasses。キーが違うとやはり印象がずいぶん違います。さすがhataoさん、コメント欄は絶賛で埋まっています。
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