最近ちょっとお気に入りのWalesの歌物の曲です。タイトルの意味は"トネリコの森"。Llwyn on、Sir Watkin William Wynnなどいろいろな別名があるようですが、私は断然The Ash Groveが好きです。
groveは森は森でも下生えのない、散策などに適した小さな森ということですので、ちょっとメルヒェンの香りがしますね。私はピーター・ジャクソン監督が映画化した"The Lord of the Rings"の冒頭で、フロドがガンダルフと再開するシーンの森をイメージしています。
メロディもタイトルにふさわしく、ひたすら能天気な感じが漂っています(タイトルのイメージに引きずられすぎ?)。楽譜は例によってThe Sessionで見つけました。キーの違う楽譜を掲載しているサイトも見つけましたが、フィドルだとThe Sessionのものが弾きやすいと思います。
トラッドだけに歌詞はいろいろなバージョンがあり、こちらのウェブページでタイトルの異なるバージョンも含め、たくさん紹介されています。他にもThe Ash Grove(2)、(3)を組み合わせたバージョンなんかも見つけたので、ひとそれぞれ好きなように歌っているんでしょう(例1、例2)。出だしが明るいものの、一転して愁いを帯びたオチになる歌詞が多いのが意外です。
ゆったりの曲なので歌心のある人ならいろいろ遊べるのだと思いますが、私は気の利いたアレンジを思いつけず、こんな感じでちょろっと装飾音を足す程度で満足しています。というか、満足せざるを得ません。あんまり凝ってもいやらしいと思うのですが、さすがにもう少しセンスが欲しいです・・・。
音源 etc.
The Ash Grove
フィドルのソロです。
393. The Ash Grove (Llwyn Onn) (Traditional Welsh)
ギター弾き語りです。以前Spanish Ladiesのエントリでも紹介したRaymond Croockさんです。この人の歌い方はけっこう好みです。なんとほぼ毎日演奏をアップロードされているのでいろいろ楽しめます。
Ash Grove - Welsh Traditional
アイリッシュ・ハープの演奏です。
Daily Harp Moments-The Ash Grove
こちらもアイリッシュ・ハープですが、先ほどのものとは趣がまったく違って面白いです。
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