fiddling, writing

へっぽこフィドル弾きceadの落書き帖です。

Since 2008.01.11, Last updated on 2010.07.22

12月のワークショップで教わった3曲の1つです。大森さんのワークショップでは8月からずっとフィドル・フェスティバル参加者(プロ)のブログ参加者(アマチュア)のブログ)の演奏曲の練習でしたので、ひさびさの新曲でした。

私の好みのど真ん中の曲で、みんなで音をとっている間もつい頬が緩んでしまい、一緒に参加してた方々はさぞ気色悪かったことと思います。

このところネタにする曲の非トラッド率が高くなってきていますが、Babes in the Wood、The Blanchland Races、Timor the Tartarなど別名もたくさんあることですし、これはトラッドと思われます。人や地方によってScottishとされていたりEnglishとされていたりするあたりもいかにも、です。

大森さんによるとメロディの雰囲気からして、なんとなくScottishのような気がするとのこと。尻馬に乗るわけではありませんが、フィドル・チューンっぽいわりにA major(Irishだとあまり使わず、Scottishのフィドラーが好む)ですし、やっぱりScottishじゃないかと思います。

楽譜はworkshopカテゴリアップロードしてあります。音符が多いので一見難しそうですが、フィドルで弾く場合は開放弦を多用できるので意外に弾きやすいです。

テンポを上げていくときに厄介なのは

  • Aパート2小節目などで出てくる、細かく移弦を繰り返すフレーズ
     →移弦の際に弓圧が抜けてしまうと、どんどん前に転んでリズムがおかしくなる。
  • 時々出てくる薬指でG#をとる箇所
     →Irishではあまり出てこない運指。音を外すと気が抜けて台無し。

ぐらいで、他はそれほど引っかからないと思います。大森さんもいつになくさらっと流していましたし。

慣れるまでは鬼門となる細かく移弦を繰り返すフレーズ(Aパート2、4、6小節目、Bパート2、4小節目)も、きっちり決まり出すと鮮やかに響くので、恰好をつけるのにもってこいです。

ワークショップの間中、どこかで聴いたことがある気がする・・・と思っていたのですが、帰宅後Dave Swarbrickが演奏しているCDを持っていたことに気付きました。大森さんの演奏と全然スタイルが違ったのでなかなか記憶がつながらなかったようです。

他の録音はないのかな、と出来心で調べてみたら、なんとスコティッシュ・フィドルの神様(?)J. Scott Skinnerの録音がCDになっているのを発見しました。Peter Streetは1910年に蝋管で録音したものなので、いわゆる歴史的音源。音質はあまり期待できませんが即決で注文してしまいました。フィドルの商業録音の草創期に大成功し、その演奏のあまりのすごさにやる気をなくして演奏活動をやめてしまったフィドラーが続出したという冗談みたいな逸話の残っているフィドラーですから。

音源 etc.

Peter's Street / Mason's Apron
ピアノ・アコーディオンによるダンスの伴奏。最初の曲がPeter Streetです。

Peter Street
バゥロンで伴奏しながら歌っています。・・・はたして同じ曲なのかいまいち自信がないんですが。とってつけたようなコメントでなんですが、歌もバゥロンもかなり恰好いいです。

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