fiddling, writing

へっぽこフィドル弾きceadの落書き帖です。

Since 2008.01.11, Last updated on 2011.06.16

とあるセッションで出会ったreelです。私好みの低音寄りのreelで、とてもかっこよかったので曲名を教えてもらい、帰宅後さっそく楽譜を探しました。どうもTam Linn(Tamlin、Tamblin、Tamlyn・・・)という方が通りがいいようですが、The Glasgowとして出会ったのでそっちのタイトルで。

リズムがDrowsy Maggieとよく似たおなじみのパターンですし、曲名を教えてくれたフィドラーも軽々と弾いていたので軽い気持ちで挑戦したのですが・・・とんでもない曲でした。

楽譜はこちらです。The Sessionsに掲載されているABC記法のものをPDF化しました。

フィドルを弾かない人にはぴんとこないと思いますが、Aパートはトンネルとダブルストップの嵐です。トンネルはある弦に指を置いたままでその右隣の弦を弾くこと(正式になんと呼ぶか知りませんが、フィドル/バイオリンを弾く人にはたいていトンネルで通じます)、ダブルストップは隣り合う弦を同じ指で同時に押さえることです。高音側の弦だとそれほど難しくありませんが、低音側の弦を使う場合(この曲では全部そうです!)は体勢が苦しく、違う音になったり、音が濁ったり、気の抜けた音になったりしてしまいがちでなかなか厄介です。トンネルもダブルストップも素早く次の音に移るための工夫ですので、諦めて普通に弦を押さえ直すという選択もありますが、テンポが上がるとかなりせわしないことになるため、インテンポで弾けるようになりたいなら却下です。もちろん、ちゃんとした技術が身に付いていればこんなところで困ったりはしないのですが・・・。

ということで、はじめの数日間は意地になって練習してみたものの一向に弾けるようにならず、不貞腐れて投げ出してしまいました。

それから数ヶ月。セッションや練習会でThe Glasgowをよく聴くようになり、一緒に弾けないのが悔しくて再挑戦してみたところ、なぜか普通に弾けるようになっていました。なぜなのか自分でも分かりません。指に力がついて弦を押さえやすくなったのか、楽器の構え方が変わって指が余計な弦に触れにくくなったのか・・・。

ある日突然弾けるようになっていただけに、また突然弾けなくなるかもしれません。弾くたびごとにドキドキする曲です。

音源 etc.

Me jammin with my irish friend
2曲目がThe Glasgowです。

Tam Lynn's The Glasgow Reel (Ronald Barron)
フィドルのソロです。Bパートのロールをトリプレットで処理していますが、私も同じ弾き方をしています。

glasgow reel
ピアノの演奏です。フィドルで弾くのとまったく違って聴こえて新鮮でした。

Tam Lin
Nate君(8歳)の演奏です。正直、こういうことをされるとやる気をなくします。

Fiddle - Tamlyn's Reel
フィドル、ギター、ベースの演奏です。ちょっとずつテンポを上げていく演出が面白いです。

コメント

  • cead :

    ちょっと面白い演奏を見つけたので音源の紹介を追加しました(Fiddle - Tamlyn's Reel)。

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