Gallagherはアイルランド系の苗字、frolicは陽気な集まりのことですので、 "Gallagher家のお祭り騒ぎ" ぐらいの意味合いでしょうか。 そのわりにE Dorianの暗い曲調というあたり、なにやら妄想を刺激されるものがあります。
大森さんのJigs Set 9(フィドル奏者、大森ヒデノリ 公式ホームページより)に入っていまして、ずいぶん前から知ってはいました。アイリッシュを弾き始めたころ、ぱっと見て音の動きのパターンが少ないのでとっつきやすいかな、と思って挑戦してみて、痛い目にあったのをよく覚えています。要所要所で意外に左手が忙しく、またボウイングもしっかり安定していないと聴けたものではありません。私程度のしょぼいフィドラーにとってはごまかしのききにくい、怖い曲です。
メロディはつかみやすいものですし、最近のレパートリー強化月間でさくっと覚えはしたものの、レパートリーに加わったといえるかというと・・・だいぶ怪しいところです。
ゆったりとメロディアスに弾く人とアップテンポで軽快に弾く人、両方いるようですが、私は断然ゆったり弾くほうが好きです。ねっとりした暗さが引き立つところがいいのです。
大森さんの楽譜のロールの嵐に半泣きになった人は、さらっと無視するかThe Sessionのバージョンをどうぞ。もっとも、やはりといいますか、譜面を投稿した本人が、Martin Hayesの演奏を参考に譜面を起こしたけど彼はロールとトリプレットだらけで弾く、とコメント欄に書いています。
Tell Her I Willという別名もあるそうで、これまたThe Sessionのコメント欄に、とあるセッションでTell Her I amとセットで弾いてウケをとった人がいたというエピソードが紹介されています。タイトルを軸にしてセットを組んでみるのも面白いですね。
音源 etc.
Duo violon-concertina:
フィドルとコンサーティナのデュオ。2曲セットの後半がGallagher's Frolicsです。
Kerry JIg/Gallagher's Frolics/Munster Buttermilk:
ティン・ホイッスルのソロ。
Gallagher's Frolics / Kilfenora Jig:
ボタン・アコーディオンとアイリッシュ・ブズーキのデュオ。
コメント
こんにちは。おひさです。
この曲、自分はゆっくり弾くものとばかり思っていたところ、京都の某アイリッシュパブのセッションでド派手なスピードで流れたのでのけぞりました。
何度やっても難しいチューンです。
楽譜はフィドルを持参して全国行脚をするのが得意なある御仁からいただきましたが、Tell her I amと一緒にいただきました(もしかしたらわざとなのかも)。
なのでTell her I amと一緒にセットを組みたいのですがこっちも難しい(いただいた楽譜は逆弓スタートで感覚的におかしくなる)のでなかなか人前で出せません。
>> ZENさん
ごぶさたしてます。
あそこのセッションはなんでも高速で弾いてるイメージがありますね。
Tell Her I amとのセットはMartin Hayesもやってますので、ある御仁の元ネタはそのへんじゃないでしょうか。Tell Her I am / Tell Her I Willのセットと意識してたら、嬉々としてそう言ってると思います(笑)