アイリッシュ・フィドルに挑戦したきっかけは何かとよくきかれるのですが、いつも答えに窮します。何年にもわたっていくつもの小さなきっかけが蓄積した結果なので、なかなかこれがきっかけだと言いにくいんですよね。きかれるたびごとに違う答えを返してるような気がします。Erin Shoreはそれらのきっかけのひとつで、また、初めてそらで弾けるようになったアイリッシュの曲です。
アイルランドのフォーク・ロック・バンドThe Corrsのアルバムで出会い、インターネットで見つけたタブ譜を頼りに覚えました。改めて楽譜を探してみると、キーもアレンジもいろいろですしjigとして記譜されたものまで出てきて迷います。The Sessionでjigとして収録されていたものが一番好みにあったので、それをベースにちょこちょこっと書き換えたものをアップロードしてみました(楽譜はこちら)。アップロードした楽譜のキーはDですが、The Corrsの演奏ではキーはAです。私はキーDの方が好きですが、ティン・ホイッスルなどと合せる場合はキーAの方がいいでしょうね。AはDのちょうど5度上ですので、フィドルの場合は指遣いはそのままで弦を1本高音側に移動して弾くとThe Corrsの演奏と同じになります(細かいアレンジはともかくとして)。
歌詞(トラッドだけにいろいろなバージョンがありますが、例えば1、2、3)からも分かるとおり、 19世紀にアイルランドを襲ったジャガイモ飢饉の後、各国へ移民する人々が故郷と家族、友人知己と別離・新天地への旅立ちを歌った曲です。Erinはアイルランドのことですし、Paddy's Green Shamrock Shoreなどの別名に出てくるShamrockはアイルランドの国花ですので、そのへんもいかにもですね。
この曲自体かなり有名なはずですし、The Corrsは日本でも人気がありますのでご存知の方は多いと思うのですが・・・なぜかセッションで弾いてみてもみんな首を傾げます。アイリッシュの醍醐味はダンス・チューンということで、airは興味がない人が多いんでしょうか。寂しいのでちょっとずつ広めていきたいと思います。
音源 etc.
Erin Shore:
チェロ、フルート、バゥロンでのトリオです。珍しい組み合わせじゃないでしょうか。前半はゆったり優雅に、後半はバゥロンが加わってアップテンポでかっこよく演奏しています。
Erin Shore -:
ティン・ホイッスル(Low F管)のソロです。
Erin Shore:
前半はキーAで、後半でDに転調してます。最初は正直イマイチと思いましたが、独学でフィドルに挑戦して2ヶ月目と知ってびっくりしました。音にはあまり反映されてないようですがヴィヴラートまでかけてますね。1年後に再度投稿しています。
Erin Shore:
ハイランド・バグパイプによる演奏です。教会での演奏ということもあってか、趣があっていいです。
コメント
Corrsは、ちょ~~っと、くわしいですよ~♪
Erin Shoreは、エピローグって感じですね。
次に続く曲は、なんでしょう?
お、ファン発見♪
The Corrsもライブでよくイントロとして使うそうですね。
私が知っているミュージック・クリップではForgiven, Not Forgottenにつないでます。
アルバム(Forgiven, Not Forgotton)でも別トラックではありますが同じ順番で収録してます。
相性のいい曲は他にもいろいろありそうですよね。トラッドでかためるなら、例えばToss the Feathersにつなぐとかもかっこいいと思いますが、どうでしょうか。