私が参加している練習会やセッションではときどき「○○祭り」と称して、はまっている曲や特定のリズムの曲を力尽きるまで延々弾き続ける遊びが始まります。個人練習でもちょくちょく祭りをやっている人がいますが、私はただいま一人Bachands祭り開催中です。第1弾はAn Dro。
Qristina BanchandとQuinn Bachandの姉弟デュオ、Qristina & Quinn Bachand(以下Bachands)のファースト・アルバムRelative Minorsを購入したのが祭りのきっかけです。彼らはカナダでIrish、Scottish、Cape Bretonのレパートリーを中心に演奏していますが、Youtubeで大量の音源を公開してくれていまして、CDを購入する前からScottishやCape Bretonの曲を練習するときにかなりお世話になっていました。
Bachandsのレパートリーは難易度が高めの曲が多いですが、これはかなり弾きやすい部類です。耳慣れないメロディだけどmarchかpolkaか・・・と軽く調べてみたところ、どちらでもありませんでした。An Droは英訳すると "The Turn" を意味し、Breton(フランスのブルターニュ)の、男女のペアが輪になって踊るタイプのフォーク・ダンス、またはその伴奏に使われる2/4拍子の曲のことでした。ということで、An Droというタイトルの、An Droの曲ということになります。St. Patrick's An Droという別名もあるようですが、そちらの方が分かりやすくていいかもしれません。
フランスのダンス曲と分かると「なんでまた」という印象がありますが、考えてみればBretonはケルト系のブルトン人が王国を築いていた地域で、イングランド領であった時代もあります。カナダでIrish、Scottish、Cape Bretonを演奏しているデュオのレパートリーに入っているのは自然なことでしょう。
楽譜はThe Sessionで見つけましたが、一部好みでない部分があったので、私はBachandsの演奏を参考にしてこんな感じで弾いています。そんなには変わらないわけですが。
音源 etc.
Celtic Fest Vancouver 2008 Commodore Ballroom:
The Kids on the Mountain、The Butterfly、An Droのセットです。同じセットの音源がオフィシャル・サイトでも聴けます。そちらの方が音質がいいので、ぜひそちらも聴いてみてください。mediaページでsongをクリックするとメニューが表示されます。
Butterfly An Dro Micks Knitted Triplets & A Potato for Emile:
やはりBachandsの演奏ですが、別のセットです。
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