由来のはっきりしない古いメロディにThomas Mooreが詩を付けたairで、日本では "春の日の花と輝く" という邦題でおなじみです。
同じメロディに別の歌詞が付けられたものもいろいろあるようで、日本人にはなじみがなさそうですが"My Lodging is in the Cold, Cold Ground"というのも有名らしいです。面白いところではハーバード大学のcommencement hymn(直訳すると学位授与式の聖歌。日本人の感覚だと校歌でしょうが、ニュアンスがずいぶん変わってしまうような)も同じメロディに違う歌詞をつけたものです。キリスト教の賛美歌のメロディとしても使われているとも聞いた覚えがあります。
Thomas Mooreによる歌詞はこちら。また、こちらで日本語の対訳つきで紹介されています。
DmajorのバージョンとCmajorのバージョンがポピュラーなようですが、アイリッシュのプレイヤーにとってはDmajorがやりやすいでしょう。The Sessionの楽譜が6/8で記譜されているのはちょっと違和感がありますが、もともとEnglandの古いダンス・チューンだという説を意識している・・・のかもしれません。分類がjigになっているのは単純に6/8で記譜されているからというだけだと思います。
テンポは人によっていろいろらしいですが、日本ではかなりゆったり、たっぷり歌って演奏されることが多いのではないでしょうか。個人的にはやや軽快に、さらっと弾くのが好みです。あまり豊かに歌うと胃にもたれるという感じがします。
ただ、私はどうも "春の日の花と輝く" としての演奏のイメージが耳にこびりついてしまっていて、トラッドっぽい演奏のイメージが湧きません。こういう風に弾くのがスタンダードだ、というのをご存知の方、セッション等でご一緒する機会があればぜひ教えてください。
音源 etc.
- Believe Me If All Those Endearing Young Charms
- ギターの弾き語り・・・が途中で突然ブズーキに変わるのがちょっと面白いです。
- cochno rebel
- フィドル、アコーディオン、ギターの野外セッション。メロディの捉え方が日本人が聴きなれているものと違って新鮮です。
- 春の日の花と輝く/RIKNA
- HARD TO FINDのフィドラーとギタリストのデュオ、RINKAのライブ映像。日本人がイメージするのはこの雰囲気ですね。
コメント
cochno rebelってマズルカになってますね。
cochno rebelはマズルカだったんですね。マズルカはあまりなじみがないので気付きませんでした(^_^;
どうりで雰囲気が違うわけです。