fiddling, writing

へっぽこフィドル弾きceadの落書き帖です。

Since 2008.01.11, Last updated on 2010.07.22

Farewell to Erinは世を忍ぶ仮の姿、その正体はFarewell to Irelandです。

IrelandもErinも同じやん、と言いたくなるところなのですが、Farewell to ErinはFarewell to Irelandとはまったく別の曲だったりします。The Sessionのコメント欄を信じるなら、Bothy BandがFarewell to IrelandとFarewell to Erinを混同して、以来それが広まったということです。こうした混乱もtradっぽくて面白いですね。

私はもう長いことFarewell to Erinだと思って弾いてきましたし、周りでもFarewell to Erinで通っているので、今さらFarewell to Irelandと呼ぶ気にはなれないわけですが、ネタとして覚えておくのも悪くないです。

面白いことにThe Sessionでは本来のFarewell to Ireland(私がFarewell to Erinだと思っていた曲)はFarewell to Erinとしてしか掲載されていませんが、本来のFarewell to ErinはFarewell to ErinFarewell to Ireland両方のタイトルで掲載されています。

さらに、曲自体の由来もなかなか面白いです。タイトルからしてIrishだと信じて疑わなかったのですが、もともとはThe Highlander’s Farewell to Irelandというstrathspey、つまりScottishだったようです。もっとも、もはやstrathspeyの原型は留めていませんし、定番tuneとして定着しているのでIrish tradなのは確かです。

有名曲なので楽譜はあちこちで見つかりますが、前述のThe Sessionに掲載されているバージョンが一般的だと思います。私がセッション仲間と一緒に弾いているのはこのバージョンです。4パート構成の長い曲で、大勢のプレイヤーがお気に入りの曲としてさまざまなアレンジを試みてきた結果今の形に落ち着いたであろうことが想像できます。

私はセッションの最中に音を拾っているうちになんとなく弾けるようになったので、実は楽譜を見ながら練習したことがありません。もっとも、耳から入っただけにおかげでいまだに細部が怪しくて、冒頭部分ではいきなりThe Pride of Petravoreと混じらないかどきどきしながら弾いています。

音源

Aidan O'Neill on Irish Fiddle
この動画はアイルランド文化の周知活動を行う非営利団体Comhaltasがyoutube上のチャンネルで公開しているものです。このチャンネルはコンテストでの上位入賞者の演奏など、お宝動画がたくさんあってお勧めです。Comhaltasのサイトでも楽器別、曲別、演奏シーン別に整理された動画が公開されています。
FAREWELL TO IRELAND
雰囲気の違うアレンジで、面白いです。
Irish Fiddle Reel - Farewell To Ireland
パブ・セッションでの演奏。私の感覚だとこれが一番オーソドックスな演奏です。
Farewell to Ireland (Irish Reel) on STL Triple Ocarina
オカリナでの演奏。長い前奏がついた独特のアレンジです。オカリナでアイリッシュを演奏する人がいるのははじめて知りました。

由来のはっきりしない古いメロディにThomas Mooreが詩を付けたairで、日本では "春の日の花と輝く" という邦題でおなじみです。

同じメロディに別の歌詞が付けられたものもいろいろあるようで、日本人にはなじみがなさそうですが"My Lodging is in the Cold, Cold Ground"というのも有名らしいです。面白いところではハーバード大学のcommencement hymn(直訳すると学位授与式の聖歌。日本人の感覚だと校歌でしょうが、ニュアンスがずいぶん変わってしまうような)も同じメロディに違う歌詞をつけたものです。キリスト教の賛美歌のメロディとしても使われているとも聞いた覚えがあります。

Thomas Mooreによる歌詞はこちら。また、こちらで日本語の対訳つきで紹介されています。

DmajorのバージョンCmajorのバージョンがポピュラーなようですが、アイリッシュのプレイヤーにとってはDmajorがやりやすいでしょう。The Sessionの楽譜が6/8で記譜されているのはちょっと違和感がありますが、もともとEnglandの古いダンス・チューンだという説を意識している・・・のかもしれません。分類がjigになっているのは単純に6/8で記譜されているからというだけだと思います。

テンポは人によっていろいろらしいですが、日本ではかなりゆったり、たっぷり歌って演奏されることが多いのではないでしょうか。個人的にはやや軽快に、さらっと弾くのが好みです。あまり豊かに歌うと胃にもたれるという感じがします。

ただ、私はどうも "春の日の花と輝く" としての演奏のイメージが耳にこびりついてしまっていて、トラッドっぽい演奏のイメージが湧きません。こういう風に弾くのがスタンダードだ、というのをご存知の方、セッション等でご一緒する機会があればぜひ教えてください。

音源 etc.

Believe Me If All Those Endearing Young Charms
ギターの弾き語り・・・が途中で突然ブズーキに変わるのがちょっと面白いです。
cochno rebel
フィドル、アコーディオン、ギターの野外セッション。メロディの捉え方が日本人が聴きなれているものと違って新鮮です。
春の日の花と輝く/RIKNA
HARD TO FINDのフィドラーとギタリストのデュオ、RINKAのライブ映像。日本人がイメージするのはこの雰囲気ですね。

"マンドラゴラの花" と題された、白々しいまでに爽やかなreelです。いずれHangman'sDog Big and Dog Liettleあたりを覚えてセットを組んでみるのも一興。

French CanadianですがLúnasaのアルバムに収録されていますので、聴いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。

マニアックだしセッションで聴かないし、と自分とは全然関係ない曲と思っていましたが、ときどきミニ・ライブ等で一緒に演奏してもらっているバンド、チアフルイールの持ちネタだと分かって、急に身近な感じになりました(もっともチアフルイールのフルメンバーと一緒にやったのは1セットだけで、他は一部メンバーと、なんですが)。一緒にやるときはこちらのレパートリーにあわせてもらっている感が強いので、先方のレパートリーから特徴的なものを選んで覚えてみました。ぜひセッションで一緒にやってみたいところです。

楽譜はこちら。のっけから妙なところに臨時記号があって弾きにくいことはなはだしいですが、そこさえクリアしてしまえばキャッチーで覚えやすいメロディだと思います。臨時記号が嫌な場合はスルーしてしまっても違和感はないんじゃないでしょうか。持ち前の不思議な雰囲気が失われるのは残念ですが、見せ場はやはりBパートですので、やや地味なAパートは細かいところはどうでもいいような気も。

さて。Mandragoreは伝説上の植物というイメージが強いのですが、日本でも栽培している方がいらっしゃいます。素晴らしい趣味です。情熱あふれるサイトのタイトルもいいですね。・・・って、あれ? 図鑑のページによると

ヨーロッパで"Mandrake"といえばマンドラゴラ属のことであるが、北米で"Mandrake"といえばメギ科のMayapple(ポドフィルム、アメリカハッカクレン)のことである。

French Canadianってことは、Fleur De MandragoreのMandragore(=Mandrake)はひょっとしてMayappleの方ですか? だったら残念極まりないです・・・。

音源 etc.

Fleur De Mandragore〜Morning dew〜Cooley's reel
チアフルイールズの演奏。楽器のバリエーションが多いのがうらやましいです。
Meitheamh (Fleur de Mandragore / Ash Plant / Siobhan O'Donnell's) - Pucks'n'Fairies Szeged, Hungary
こちらもバンドの演奏。画質はいまいちですが、かっこいいセットです。
Frozen Gin - Fleur De Mandragore
フィドルのソロ。ちょっと雰囲気の違うアレンジです。
Stormtrooper in Irish session
こういうパフォーマンスも大事だと思います。彼らはこんなこともやらかしてます。

スコットランド英語まじりのタイトルのついたアイリッシュ・トラッドという、ちょっと不思議なreelです。なぜ "The Dunmore Maid" ではないのでしょう?

DunmoreはSligoとGalwayを結ぶ街道沿いにある村の名前で、曲自体はSligo tuneとされているようです。スコットランドにも同名の村がありますので、もしかするとオリジナルはScottish reelだったりするのかもしれません。

私は大森さんのワークショップでいただいた楽譜で覚えました。Eminorで、曲調はいかにもIrish。いろんなテンポで弾かれるようですが、私はどちらかというとゆったり弾くのが好みです。特にBパートはねっとりしつこい感じでいきたいところです。

わりとべたなreelだからなのか、はたまた人気曲だからなのか、キーが違うだけでほとんど同じという曲がいくつかあります。例えばセッション仲間の間で "いなたいreel" としておなじみのTuttle's大森さんのHPより)。ちなみに "いなたい" は田舎っぽいかっこよさがあるといったニュアンスの音楽用語だそうです(大森さん談)。

また、The Sessionのコメント欄を見ているとけっこう面白くて、My Love is in AmericaLondon Lassesもあげられていて、Dunmore Lassは今はアメリカにいるとか、ロンドンにもいるよ、などと盛り上がっています。Dunmoreという地名はアメリカにもありますので本当に移住したんでしょうね、きっと。London LassesはGmajorで、Dunmore Lassesより垢抜けた感じがするのも面白いです。

音源 etc.

Mithril - Dunmore Lasses/Castle Kelly - RadioLive!
プロのバンドが自分たちのラジオライブの様子をYoutubeで配信している動画です。音声と動画がずれてしまってるのが残念ですが、かっこいい演奏です。
Tonn Nua - Dunmore Lasses
こちらもバンドのPV。フルートのソロから始まり、他の楽器が合流してきます。私は普段セッションでばかり弾いているので、いかにもステージ風のまとめ方はちょっと新鮮です。
hatao playing Irish Tin whistle ★ティン・ホイッスルの演奏
おまけのLondon Lasses。キーが違うとやはり印象がずいぶん違います。さすがhataoさん、コメント欄は絶賛で埋まっています。

直訳すると "妻を埋葬し、その墓の上で踊った" 。 とんでもない悪妻から解放された喜びの踊りという可能性もありますが、私としてはダンス好きだった妻を偲んで一人ひっそりと踊る老人という絵をとります。

埋葬のあとなので夕方以降。老人なので速いステップは難しいでしょう。訥々と響く靴音。月夜だとfairy tale的な色が強くなりすぎるので、小糠雨のそぼ降る灰色の風景あたりでいかがでしょうか。

The SessionではD minorG majorD majorといろんなバージョンの楽譜が投稿されていますが、D mixolydianで弾かれることが多いようです(D mixolydianとD majorは実質同じバージョンですが)。D minorやG majorのバージョンはフィドルならなんとなりますが、他の楽器に嫌がられるでしょう。

Gallagher's Frolicsの参考音源としてI Buried My Wife and Danced on Her Grave / Gallagher's Frolicsのセットを紹介していますが、この組み合わせだとFrolicsはwake(※)と解釈できます。アイリッシュ・トラッドのタイトルをあまりまじめに受け取っても仕方ないですが、セットによって見えてくる情景が変わるというのも面白いかな、と思います。

※wakeはアイルランド式のお通夜。詳しくはこちらMurphy'sのセッションのコアメンバーであるマチューさんのセッション日記の17 Jan. 2010の項に、Murphy'sで行われたwakeの様子が書かれています。

この曲は通常jig扱いですが、Fiddler's Companionの記述によると、本来は6/8のairのようです。ただ、

The air is the vehicle for the song of the title.

と定義されていますので、 "jigなんだけど歌詞が付いてるのでair扱い" ということかもしれません。私は所詮半可通なのでこのへんの感覚がよく分からないですね。

音源 etc.

(IN THE RIGHT KEY) I buried my wife and danced on her grave:
フィドル・ソロ。(IN THE RIGHT KEY)とあるのは、この人はAパートだけD minor(たぶん・・・)になったバージョンもアップロードしているためです。

I Buried my Wife - Irish Jig:
こちらもフィドル・ソロ。軽快なテンポで随所に変奏も入っていて参考になります。

TradLessons.com - I Buried my Wife (Uilleann Pipes):
オンライン・レッスンのサンプル動画です。普通に演奏したあと、テンポを落として演奏してくれます。イーリアン・パイプのオンライン・レッスンというのがマニアックでいいです。

I Buried my Wife and Danced on her Grave:
ピアノ・アコーディオンのソロ。ローティーンぐらいに見えますが、かなりの腕前です。

Gallagherはアイルランド系の苗字、frolicは陽気な集まりのことですので、 "Gallagher家のお祭り騒ぎ" ぐらいの意味合いでしょうか。 そのわりにE Dorianの暗い曲調というあたり、なにやら妄想を刺激されるものがあります。

Kevin Burkeのアルバム、If the Cap Fitsで初めて聴いたpolkaです。重音でアクセントをつけたかっこいい演奏で、耳慣れないパターンのフレーズにすっかりやられてしまいました。

有名なShetland tuneですが、元はグリーンランドの曲です。出稼ぎで捕鯨に行ったフィドラーが持ち帰って広まったということです。出稼ぎのお土産が異国の曲というのは、さすがやたらフィドラー率が高いことで有名なShetland。

最近はまっているScottisch reelです。ちょっと中毒性のあるメロディで、えんえん繰り返して弾きたくなります。Scottischがメインの人にとっては超定番曲だそうですが、残念ながらIrishのプレイヤーはあまり知らないようです。

O'Carolanの処女作とされている曲です。彼の最初のパトロンとなったCounty Leitrimの郷士(squire)George Reynoldsに "指よりも舌を用いるべきだ(might make a better fist of his tongue than his fingers.)" 、つまり演奏よりも詩作・作曲の才能を活かすべきだと助言され、Reynoldsが語って聞かせた当地の伝説を題材として作曲したというエピソードが有名です。

アイリッシュ・トラッドという言葉を知ったばかりの時期にたまたま楽譜を見つけて弾いてみた数曲のうちのひとつです。以前ネタにしたCalliope HouseThe Lark in the Morningなどと同じ時期にチャレンジしたことになりますが、Calliope Houseは訳が分からず投げ出してしまい、The Lark in the Morningは覚えたものの全然jigなリズムではなく、その他の曲も "推して知るべし" なありさまだったことを思うと、レパートリーとしてはこちらがずっと古いことになります。

O'Carolan作曲の美しい曲です。どうも日本ではあまり演奏されていないようですが、アイリッシュ・ハープのプレイヤーには人気があります。

Uistアウター・ヘブリディーズ諸島の、中央部の群島の名前です。ということで、たぶんScottish tuneです。

しゃけ、とれぴち、つぼ。

大森さんのワークショップで教わった勇壮なScottish tuneです。

17~18世紀のアイルランドで活躍した盲目の吟遊詩人Turlough O'Carolanの手になる楽曲で、私が参加している練習会、セッションでは定番曲のひとつです。

Bachands祭りは3曲目にして早くも停滞気味。一休みして全然関係のない曲を。

Bachands祭り第2弾はSt. Anne'sです。人気のあるreelで、私も以前からよく弾いてましたので今さらという感もありますが、なじみがあるのとちょっとだけ違う、でも印象ががらっと変わるバージョンが録音されていたのをきっかけに、再びマイ・ブームが到来しました。

私が参加している練習会やセッションではときどき「○○祭り」と称して、はまっている曲や特定のリズムの曲を力尽きるまで延々弾き続ける遊びが始まります。個人練習でもちょくちょく祭りをやっている人がいますが、私はただいま一人Bachands祭り開催中です。第1弾はAn Dro。

がつがつ音を刻んでいくフレーズと、スケールそのままのなめらかなフレーズの入り混じったかっこいいreelです。 "砂利道" というタイトルどおりのイメージですね。Irishの定番tuneですが、もともとはScottishじゃないかという気がします。

polkaと題された'reel'です。まぎらわしい。#1、#2の2曲セットで演奏されることが多いようです。

まずは楽譜をご覧ください。出だしのとこで、CMソングを歌いたくなりませんか?

"朝の雲雀" というタイトルどおり、鳥がさえずるようなフレーズがちりばめられた楽しいjigです。また、曲の由来について面白い物語があります。

タイトルどおり、最初から最後まで明るい、楽しい曲です。MarieさんのつづりはMairi, Mairie、Marie、Mhariなどいろいろ、リズムも人によってpolkaだったりmarchだったりいろいろのようです。

読めそうで読めない、微妙なタイトルのhornpipeです。多分 "ザ・プライド・オブ・ペトラヴォー" ですが、あまり自信がありません。だいたいどこに行っても演奏されている有名な曲ですが、タイトルは "ザ・プライド・オブ・ペト(むにゃむにゃ)" と適当にごまかしている人が多いです(私もです)。別名はEileen Oge。これまた読み方が微妙です。Ogeは "オグ" でいいんでしょうか?

タイトルをなんと読むのかはきかないでください。Mhín Na ToiteanはDonegal英語記事。日本語記事より充実しています)にある街の名前で、タイトルを英訳すると "The Meenatoitean Bull" となります。

ゲール語のタイトルは読み方が分からないものが多くて、フィドル仲間の間では「あれ」とか「T・・・なんとか」とか、婉曲な(?)表現が使われることがよくありますが、Tralee Gaolも読み方不明の代表格です。 "タリー・ジェイル" ではないかという説が有力ですが、詳しい方いらっしゃいませんか?

恥を忍んで白状いたします。わたくし、3年以上の長きにわたって、The Frogging Reelだと思い込んでいました。「カエルがぴょこぴょこ跳ねてるのか。かわいらしいメロディだなあ」などと思っていたのですが、大きな勘違いだったわけです。へっぽこなのはフィドルの腕だけではありませんでした。

Scottishのメロディアスなreelで、お気に入りの曲の1つです。ご当地ではフィドラーに特に好まれているということですが、確かにフィドルだと非常に弾きやすいです。

ずいぶん前にワークショップで教わったScottishのreelです。The High、またはThe High Reelというタイトルしか知らなかったのですが、他にもAn Ril Ard、Barney McKenna's High、Dr MacKinnon's、Duffy The Dancer、No. 1、Sandy Duffといった別名があるようです。

12月のワークショップで教わった3曲の1つです。大森さんのワークショップでは8月からずっとフィドル・フェスティバル参加者(プロ)のブログ参加者(アマチュア)のブログ)の演奏曲の練習でしたので、ひさびさの新曲でした。

いつだったかはきれいに忘れてしまいましたが、大森ヒデノリさんのワークショップで教わったjigです。D myxoridian(キーがDのミクソリディア旋法)の曲で、何やら不思議な響きが魅力です。

このところ非トラッドをネタにする比率が高くなってきていますが、Bennachie Sunriseもトラッドではありません。キーボード/ピアノ奏者であるPaul Machlis作曲の新しい曲です。

Scottishの美しいairです。日本ではShetland Airといった方が通りがいいようなので私も普段そう呼んでいますが、実はDa Slockit Lightというタイトルの方が好きだったりします。

タイトルを直訳すると "シダを刈る" 。なんのことやら分かりませんが、弾いてみるとなんとなく分かります。高音が連続するScotch Snap(タンタ、タタン、タタン、タンタといった感じのScottish特有のリズム)のところが、元気にブンブンと鎌だか鉈だかを振り回しているようなイメージなのかな・・・と思ってたのですがどうも全然違いそうです。

よく遊びに行かせてもらっているセッションや練習会で好んで演奏されているreelです。「たいていの楽器で簡単に弾けるが、コンサーティナだと弾きにくいのでコンサーティナ弾きをからかうのによく使われる、だからThe Concertinaというタイトルになった」と聞いたことがあります(真偽のほどは知りません)。

別名Up Down And Around、Marie's、Marie's Waltzなど。フィドル仲間の間ではMarie'sまたはMarie's Waltzで通っています。

Scottishのairで、これまで繰り返しネタにしているアルバムThe Road Northで出会いました(このアルバムではTraditional Gaelic Melodyというタイトルで収録されています)。Gaelic Airという漠然とした名前からして有名曲だと思うのですが、練習会やセッションで会った人でこれを知ってたのは1人だけでした。

シンプルなメロディながら、哀愁の漂う響きがたまらない曲です。 "Skye島への旅" ということで、多分Scottish。しつこくご紹介したThe Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)と並んで、私にとってのcelt系音楽の原体験となったCeltic Odysseyというコンピレーション・アルバムで出会った曲です。

アイリッシュ・フィドルに挑戦したきっかけは何かとよくきかれるのですが、いつも答えに窮します。何年にもわたっていくつもの小さなきっかけが蓄積した結果なので、なかなかこれがきっかけだと言いにくいんですよね。きかれるたびごとに違う答えを返してるような気がします。Erin Shoreはそれらのきっかけのひとつで、また、初めてそらで弾けるようになったアイリッシュの曲です。

いつもお気に入りの曲をネタにしているtunesカテゴリですが、今回のネタはちょっと面白い "音源つきtunebook" です。

このところ、Scottishにはまっています。Hettie and Farquhar's Waltzは特にお気に入りの1曲で、弾いても聴いても楽しい、いい曲です。難点は誰も知らないので一緒に弾いてくれる人がいないこと。それもそのはず、実はトラッドではありません。

ネットで楽譜を見つけて挑戦したreelです。もっとも初めて挑戦したのはフィドルに興味を持ったばかりの時期で、イメージが湧かずあっさり投げてしまいました。ちょっと前にとある練習会で取り上げられたのをきっかけに再挑戦し、なんとかレパートリーに加えることができました。

とことん明るい曲調で、弾いていて非常に楽しいreelです。フィドル奏者 大森ヒデノリさんのワークショップで教わりました。タイトルを直訳すると"流れゆくお椀"・・・一寸法師?

最近ちょっとお気に入りのWalesの歌物の曲です。タイトルの意味は"トネリコの森"。Llwyn on、Sir Watkin William Wynnなどいろいろな別名があるようですが、私は断然The Ash Groveが好きです。

とあるセッションで出会ったreelです。私好みの低音寄りのreelで、とてもかっこよかったので曲名を教えてもらい、帰宅後さっそく楽譜を探しました。どうもTam Linn(Tamlin、Tamblin、Tamlyn・・・)という方が通りがいいようですが、The Glasgowとして出会ったのでそっちのタイトルで。

The Banks of Speyに引き続き、The Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)に収録されているのを聴いて知ったreelです。以前から好きな曲だったのですが、チャレンジしたきっかけはThe Banks of Speyとセットで発表会の曲として選んだことです。

しつこいようですが、私の愛聴盤The Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)に収録されているstrathspeyです。

最近ちょっとはまっているreelです。全然違う曲の楽譜を探しているときにたまたま見つけました。残念ながら、タイトルはなんと読んだものか、さっぱり分かりません。

The Laughing Wolfのエントリで触れたThe Road Northというアルバムで知ったjigで、The Laughing Wolfとセットで演奏されています。残念ながら他の音源は知りません。

やたら明るい曲調のhornpipeで、タイトルのLaughingの気持ちがなんとなく分かる気がします。

フィドルというものの存在を知った私が、最初に挑戦した数曲のうちの1曲です。また、間抜けなことにずいぶん後になってから気付いたわけですが、実は初めて聴いたフィドルのアルバムに収録されていた曲でもありました。

タイトルは「井戸へ水を汲みに」といったところでしょうか。どすん、どすん、と重いリズムの労働歌かと思いきや、鼻歌でも唄いながらスキップで井戸へ向かう姿が目に浮かぶ、えらくかわいらしいメロディのslide jigです。

Levan Polkaともいうそうです。どうもLevan Polkaという方がとおりがいいようですが、私はA Finnish Polkaとして出会ったので、タイトルはA Finnish Polkaで。

有名、かつ人気のある曲のようで誰かが弾きだすとすぐ大合奏になります。

とあるライブで出会ったpolkaです。「スペイン女性の美しさをひたすら褒め称える歌」という説明で、かわいらしい女性のフィドラーが歌っていました。

いかにも、なreelです。多分アイリッシュ・トラッド。
タイトルは「マギーはおねむ」といったところでしょうか。アップテンポのダンスチューンですから、どのへんが眠そうなのかさっぱり分かりませんが、アイリッシュの曲にはよくあることなので気にしない方向で。