私にはささやかな野望があります。それはハンチングをかぶること。かぶればいいやん、と軽く言ってはいけません。ハンチングは特別なアイテムなのです。
私の思い描く典型的なフィドラーのスタイルは、かなり具体的です。
年季の入った革靴。スマートなデニム、またはコーデュロイパンツ。チェック柄のシャツ。ウールなどのざっくりしたジャケット。そして、頭上に輝くハンチング。そう、私にとってハンチングとはフィドラーのシンボル、いわばジェダイのライトセーバーのようなものなのです。
そのあたりのイメージはたまたま目にしたポードリック・オキーフ (Pádraig O'Keefe。このアルバムのジャケット写真の人物)ら、前世紀前半に活躍したフィドラーたちのポートレートの影響を、多分に受けています。つまり、相当安易なイメージです。刷り込みって怖いですね。
ハンチング以外は以前からの私の定番スタイルなのでいまさらなんとも思いませんが、帽子はひとつも持っていません。いきおい、ハンチングを特別視することになるわけです。今まで私の出会ったハンチングをかぶったフィドラーは腕利きぞろいでしたから、なおさら。
※もちろん、ハンチングをお持ちでない腕利きフィドラーもたくさん知っています。しかし、この際そこは重要ではありません。
左手にフィドル・ケースをぶらさげ、右手でハンチングの角度を直しつつ颯爽と闊歩する。そんな日を夢見て、日々練習に励んでいます。
こんなフィドルを持ったフィドル弾きがハンチングをかぶっているのを見かけたら、ちょっと調子に乗っちゃったということです。温かい目で見守ってやってください。技術的な問題を指摘して現実を思い知らせてはいけません。
コメント
私の友人の友人(遠い)が、イタリアのハンチングやさんをしています。
ラ コッポラ ストラタと言うお店です。
http://www.lacoppolastorta.jp/lacoppola/
とってもたくさんのハンチングがあり、きっと気に入るものがみつかると思いますので、まずはHPで見てみてくださいね。
実は、私も1個買いました♪
お店のサイト、かなりヤバイですね。GalleryもCatalogueも買いたくなる工夫満載です。
残念ながら今日(日付が変わっちゃったので本当は昨日ですが)某所のセッション練習会に参加し、ハンチングをかぶるのは10年早いことを再認識してまいりました。
せっかくいいお店をご紹介いただきましたが、セッションに参加しても枕を濡らさなくていい日が来るまでおあずけです・・・(あからさまにハンチングなデザインでなかったらいいかな?)。