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Biddy Martin's 【 tunes 】
Kevin Burkeのアルバム、If the Cap Fitsで初めて聴いたpolkaです。重音でアクセントをつけたかっこいい演奏で、耳慣れないパターンのフレーズにすっかりやられてしまいました。
楽譜はThe Sessionに、Kevin Burkeの演奏から採譜したものがあります。ちなみにIf the Cap Fitsの収録曲は全曲掲載されています。
Aパートは4小節ごとに同じメロディが繰り返され、Bパートも4小節の同じメロディを3回繰り返したあと、Aパートと同じ収め方をするというかなり単調な曲で、特に盛り上がる箇所もありませんが、えんえん繰り返して弾いても、全然飽きがきません。
polkaは聴いて/弾いているうちにどんどんテンションがあがっていく曲が多いように思いますが、これは静かに、じわーっとくる感じでしょうか。Kevin Burkeも全然変奏せずに淡々と弾き続けます。
Kevin Burkeの演奏だとBパートにたびたび出てくる
を
として重音のアクセントをつけています。お手軽でかっこいい装飾だと真似してみましたが・・・地味に難しくて、まだうまく始末をつけられてません。弓の使い方工夫がいるので今後の課題です。ちょっとフレーズを変えて
としてやると簡単に似たような雰囲気が出ますが、逃げたようで悔しいので食い下がりたいところです。
ところで、この曲はセッションで聴いた覚えがありません。そもそもpolkaはセッションではあまり弾かれないわけですが、フィドラーならIf the Cap Fitsを愛聴している人も多そうなものですけど・・・ひょっとするとトラッドじゃないとか、他の楽器だと弾きにくいとか、何か理由があるんでしょうか? 私は弾けない楽器なのでなんとなくですが、こういう音形だと蛇腹系ではやりにくいような気はします。
音源
Celtic Breeze - Biddy Martin's polka:
Biddy Martin's / Ger the Rigger / Bill Sullivan's。スタイルはだいぶ違いますが、Kevin BurkeがIf the Cap Fitsで演奏しているのと同じセットです。
たびたびセッションでお邪魔しているアイリッシュ・バーMurphy'sから、St. Patrick's Dayのパーティに呼んでいただきました。つきまして、セッションを出前したいと思います。セッション・プレイヤーにいつも人気のマーフィーズ・ポテトを大量に用意してくれているということですので、はりきっていきましょう。
日時は3/13(土)、18:00よりです。お店へ直接どうぞ。終了は雰囲気次第ですが、飲み食いしながら22:00頃まで続くと思います。演奏スペースがそれほど広くありませんので、参加希望の方は必ず私までご連絡ください。連絡方法はコメント、メールなどなんでもけっこうです。お店への問い合わせはご遠慮ください。
実は去年もSt. Patrick's Dayにひっかけてセッションをさせていただいています。それがMurphy'sでの初回のセッションでした。
また、セッションの前に魚棚で食べ歩きを楽しみます。こちらは15:00にJR明石駅改札口集合。先週解禁になったいかなごの釘煮を狙います。去年に引き続き不漁ということですのでちょっと高いかもしれませんが・・・。
去年もいかなごツアーを敢行しましたが、市場に足を踏み入れた途端にてんでばらばらの方向に散っていき、案内役を買って出てくれた地元のフィドラーを呆れさせました。今年も参加者の食への情熱が、いかんなく発揮することを期待します。
workshopカテゴリにjigを1曲、reelをそれぞれ2曲追加しました(Sweet Biddy Daly、The Blacksmith's、The Sligo Maid)。それに伴ってjig全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
2010年02月のワークショップで教わった曲です。
Box fiddle 【 fiddle 】
極端な話、箱にネックをつけて弦を張って、何かで弦をこすって音を出せばそれはフィドルです。4弦、GDAEで調弦されていれば申し分なし。
Willafjord 【 tunes 】
pochette(kit、dance master fiddle、etc.)は呼び名もいろいろですが、作りもいろいろです。スタンダードが確立されておらず製作者の考えひとつでやりたい放題、というのはニッチな楽器の醍醐味だと思います。ということで、下調べ中などに見つけたネタをご紹介します。気に入ったものがあれば、おひとついかがでしょう?
最近はまっているScottisch reelです。ちょっと中毒性のあるメロディで、えんえん繰り返して弾きたくなります。Scottischがメインの人にとっては超定番曲だそうですが、残念ながらIrishのプレイヤーはあまり知らないようです。
以前から持ち運びが楽な、手ごろのサイズのものはないものかと探していまして、目に留まったものを思わず買ってしまいました。かわいいと、なかなか好評であります。
workshopカテゴリにjig、polka、reelをそれぞれ1曲追加しました(The Rolling Waves、The Newmarket、The Morning Star)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
2010年01月のワークショップで教わった曲です。
年の暮れもおしせまるややこしい時期ではありますが、首都圏から帰省してくる三人のセッション・プレイヤーの熱い要望にお応えして、歓迎セッションをセッティングすることになりました。うち一人はしょっちゅう関西のセッションに参加されていますのでいつものメンバー扱いで十分ですが、残りお二方は遠来のお客様として「丁重に」おもてなししたいと考えています。
この時期のセッション要求は我々に対する挑戦だと受け止めて、みなさん奮ってご参加ください。
大阪は四ツ橋のフィドル倶楽部にて、12/13(日)にアイリッシュ弾き倒しDAYが開催されます。今回は忘年会を兼ねるということです。
実はタイムテーブルがよくわからないのですが・・・多分昼からで、終了は22:00頃だと思います。詳細が分かりましたら追記します。
12/10追記
フィドル倶楽部のブログに詳細が掲載されました。12:00-22:00、参加費1500円で夕方に軽食ありです。軽食はいつも凝ってて大人気です。
workshopカテゴリにjig、polka、reelをそれぞれ1曲追加しました(Jerry's Beaver Hat、The Rattlin' Bog、The Dunmore Lasses)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
2009年10月のワークショップで教わった曲です。
アイリッシュ・トラッドという言葉を知ったばかりの時期にたまたま楽譜を見つけて弾いてみた数曲のうちのひとつです。以前ネタにしたCalliope House、The Lark in the Morningなどと同じ時期にチャレンジしたことになりますが、Calliope Houseは訳が分からず投げ出してしまい、The Lark in the Morningは覚えたものの全然jigなリズムではなく、その他の曲も "推して知るべし" なありさまだったことを思うと、レパートリーとしてはこちらがずっと古いことになります。
Fiddler crab 【 fiddle 】
fiddler clubじゃありません。fiddler crabです。
O'Carolan作曲の美しい曲です。どうも日本ではあまり演奏されていないようですが、アイリッシュ・ハープのプレイヤーには人気があります。
酒蔵ルネッサンスで演奏してきます 【 雑記 】
IRISH PUB GALWAYのマスターの紹介で、酒蔵ルネッサンスというイベントで演奏することになりました。GALWAY定例セッションの常連メンバー4人で行ってきます。お暇な方はイベント見物のついでに遊びにいらしてください。
いささか旧聞になってしまいましたが、面白いニュースを見つけました。 "菌類でかもした木材" で作られたバイオリンが、ブラインド・テストでストラディバリウスより高い評価を勝ち取ったのだそうです。
Uistはアウター・ヘブリディーズ諸島の、中央部の群島の名前です。ということで、たぶんScottish tuneです。
workshopカテゴリにjig、polka、reelをそれぞれ1曲追加しました(The Trip to Sligo、Johnny Cope、Miss Monaghan)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
2009年09月のワークショップで教わった曲です。
Cuil Aodha 【 tunes 】
しゃけ、とれぴち、つぼ。
9/5(土)に予定されていたGLWAY定例セッションはプレイヤー側の都合により中止となります。
10月はいつもどおり第1土曜日に開催する予定です。
大阪在住の私ですが、かれこれ9か月以上にわたって東京に出張しています。別にいいんです、身軽な独り身だし、出張手当とか余禄がつくし、一応毎週末大阪に帰ってるし。しかし、2回も出張を延長され、あげくいつ終わるのかも分からない状況になると、いい加減いろいろたまってくるわけです。
ということで、本日、東京出張を利用して国民的 "あれ" を見物に行ってきました。1/1スケール。全高18m。ここまで書けば分る人には分かります。
workshopカテゴリにjig、polka、reelをそれぞれ2曲追加しました(The Old Favourite、The Wheel of the World、Ballyfin Polka (No.3)、John Mckenna's、The De'il Amang the Tailors、Dr. Gilbert's)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
2009年06月、2009年07月のワークショップで教わった曲です。
Captain O'Kane 【 tunes 】
17~18世紀のアイルランドで活躍した盲目の吟遊詩人Turlough O'Carolanの手になる楽曲で、私が参加している練習会、セッションでは定番曲のひとつです。
大阪は四ツ橋のフィドル倶楽部にてGW最終日にAll Day Sessionが開催されましたが、恐ろしいことに月例イベントとなりました。6月は6/7(日)10:00 - 22:00、参加費は1500円です(フィドル倶楽部からの告知)。
Bachands祭りは3曲目にして早くも停滞気味。一休みして全然関係のない曲を。
St. Anne's 【 tunes 】
Bachands祭り第2弾はSt. Anne'sです。人気のあるreelで、私も以前からよく弾いてましたので今さらという感もありますが、なじみがあるのとちょっとだけ違う、でも印象ががらっと変わるバージョンが録音されていたのをきっかけに、再びマイ・ブームが到来しました。
workshopカテゴリにhornpipe、jig、reelをそれぞれ1曲追加しました(The Tailor's Twist、The Coach Road to Sligo、Deil Stick da Minister)。それに伴ってhornpipe全曲、jig全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
いずれも2009年05月のワークショップで教わった曲です。
阪神西宮駅前のIRISH PUB GALWAYで定期的にセッションをやらせていただけることになりました。今月は5/16(土)、6月以降は第1土曜日となります。参加表明は必須ではありませんが、だいたいの人数を把握したいので、5日前ぐらいまでを目安に、できるだけ私までご連絡ください。また、初参加の方もできれば一度ご連絡ください。連絡方法はメールでも告知エントリへのコメントでも、なんでもけっこうです。
今さらながら、数年前にちょっと話題になった(?)綾鷹KAMONジェネレーターで遊んでみました。
笑うところですので、ひとつよろしく。
workshopカテゴリにhornpipe、jig、reelをそれぞれ1曲追加しました(The Sligo Fancy、The Mug of Brown Ale、The Ale is Dear)。それに伴ってhornpipe全曲、jig全曲、reel全曲のPDFを更新しています。
The Mug of Brown Aleは以前教わったものの別バージョンです。
The Gravel Walk 【 tunes 】
がつがつ音を刻んでいくフレーズと、スケールそのままのなめらかなフレーズの入り混じったかっこいいreelです。 "砂利道" というタイトルどおりのイメージですね。Irishの定番tuneですが、もともとはScottishじゃないかという気がします。
polkaと題された'reel'です。まぎらわしい。#1、#2の2曲セットで演奏されることが多いようです。
workshopカテゴリにhornpipe、jig、polkaをそれぞれ1曲追加しました(The Twilight Star、The Maid at the Well、The Hayden Fancy)。それに伴ってjig全曲、polka全曲のPDFを更新し、hornpipe全曲を追加しています。
いずれも2009年03月のワークショップで教わった曲です。
「犬も歩けば棒に当たる」と言いますが、フィドラーが歩くとフィドルに当たります。油断した拍子にフィドルが1本増えてしまいました。19世紀半ばにドイツで活躍した製作者、Joseph Simonによる1867年の作品——
"朝の雲雀" というタイトルどおり、鳥がさえずるようなフレーズがちりばめられた楽しいjigです。また、曲の由来について面白い物語があります。
Marie's Wedding 【 polka, tunes, workshop 】
タイトルどおり、最初から最後まで明るい、楽しい曲です。MarieさんのつづりはMairi, Mairie、Marie、Mhariなどいろいろ、リズムも人によってpolkaだったりmarchだったりいろいろのようです。
読めそうで読めない、微妙なタイトルのhornpipeです。多分 "ザ・プライド・オブ・ペトラヴォー" ですが、あまり自信がありません。だいたいどこに行っても演奏されている有名な曲ですが、タイトルは "ザ・プライド・オブ・ペト(むにゃむにゃ)" と適当にごまかしている人が多いです(私もです)。別名はEileen Oge。これまた読み方が微妙です。Ogeは "オグ" でいいんでしょうか?
workshopカテゴリにjig、polka、reelをそれぞれ1曲追加しました(Garret Barry's、Marie's Wedding、The Mountain Lark)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFも更新しています。
いずれも2009年02月のワークショップで教わった曲です。
イメチェンというのとはちょっと違うんですが、毛の色を変えてみました。実は前々からやってみたかったのですが、周りの反応が怖くてなかなか踏み切れなかったんですよね。特に久々に顔を合わせた方々からえらく注目され、いかにもceadらしいとほめてるんだか呆れてるんだか微妙なコメントをいただきました。まあ、ドン引きされなかったのは何よりです。
Tralee Gaol 【 polka, tunes, workshop 】
ゲール語のタイトルは読み方が分からないものが多くて、フィドル仲間の間では「あれ」とか「T・・・なんとか」とか、婉曲な(?)表現が使われることがよくありますが、Tralee Gaolも読み方不明の代表格です。 "タリー・ジェイル" ではないかという説が有力ですが、詳しい方いらっしゃいませんか?
恥を忍んで白状いたします。わたくし、3年以上の長きにわたって、The Frogging Reelだと思い込んでいました。「カエルがぴょこぴょこ跳ねてるのか。かわいらしいメロディだなあ」などと思っていたのですが、大きな勘違いだったわけです。へっぽこなのはフィドルの腕だけではありませんでした。
workshopカテゴリにjigを1曲、reelを2曲追加しました(Russel's、Crowley's、Wise Maid)。それに伴ってjig全曲、reel全曲のPDFも更新しています。
いずれも2009年01月のワークショップで教わった曲です。
Russel'sに唐突に指番号が登場する(0と4が縦に並んでいる)箇所がありますが、それは装飾として開放弦と4指でユニゾンにするとよいと言われた箇所です。
Scottishのメロディアスなreelで、お気に入りの曲の1つです。ご当地ではフィドラーに特に好まれているということですが、確かにフィドルだと非常に弾きやすいです。
ずいぶん前にワークショップで教わったScottishのreelです。The High、またはThe High Reelというタイトルしか知らなかったのですが、他にもAn Ril Ard、Barney McKenna's High、Dr MacKinnon's、Duffy The Dancer、No. 1、Sandy Duffといった別名があるようです。
Peter Street 【 reel, tunes, workshop 】
12月のワークショップで教わった3曲の1つです。大森さんのワークショップでは8月からずっとフィドル・フェスティバル(参加者(プロ)のブログ、参加者(アマチュア)のブログ)の演奏曲の練習でしたので、ひさびさの新曲でした。
workshopカテゴリにjig、polka、reelを1曲ずつ追加しました(The Kilfenora、The Girl I Left Behind Me、Peter Street)。それに伴ってjig全曲、polka全曲、reel全曲のPDFも更新しています。
いずれも2008年12月のワークショップで教わった曲です。
このところ非トラッドをネタにする比率が高くなってきていますが、Bennachie Sunriseもトラッドではありません。キーボード/ピアノ奏者であるPaul Machlis作曲の新しい曲です。
workshopカテゴリに、jigを3曲(The Black Rogue、The Burnt Old Man、The Walls of Liscarrol)、polkaを1曲(Ballyhoura Mountains)を追加しました。それに伴ってjig全曲、polka全曲のPDFも更新しています。
The Walls of LiscarrolとBallyhoura Mountainsの2曲は8月のワークショップで、残り2曲は11月の東京でのワークショップで教わった曲です。
唐突に指番号が登場する(0と4が縦に並んでいる)箇所がありますが、それは装飾として開放弦と4指でユニゾンにするとよいと言われた箇所です。
Scottishの美しいairです。日本ではShetland Airといった方が通りがいいようなので私も普段そう呼んでいますが、実はDa Slockit Lightというタイトルの方が好きだったりします。
Cutting Ferns 【 tunes 】
タイトルを直訳すると "シダを刈る" 。なんのことやら分かりませんが、弾いてみるとなんとなく分かります。高音が連続するScotch Snap(タンタ、タタン、タタン、タンタといった感じのScottish特有のリズム)のところが、元気にブンブンと鎌だか鉈だかを振り回しているようなイメージなのかな・・・と思ってたのですがどうも全然違いそうです。
東京は表参道のヤマナシ ヘムスロイドで開かれたスウェーディッシュ/アイリッシュ・フィドルのワークショップに参加してきました。解散後に1人で最寄り駅内のフードコートで遅い夕食を摂っていると、見覚えのある2人組が席を探していました。ワークショップでご一緒したスウェーディッシュ・フィドルのプレイヤーと、ニッケルハルパのプレイヤーです。
The Concertina 【 tunes 】
よく遊びに行かせてもらっているセッションや練習会で好んで演奏されているreelです。「たいていの楽器で簡単に弾けるが、コンサーティナだと弾きにくいのでコンサーティナ弾きをからかうのによく使われる、だからThe Concertinaというタイトルになった」と聞いたことがあります(真偽のほどは知りません)。
Stroh Violin 【 fiddle 】
violinではなくfiddleに興味を持つような人はみんな知ってるだろう、と思ってたのですがフィドル仲間も意外に(!)知らなかったのでネタにしてみます。
stroh fiddle、violinphone、phonofiddleなどいろいろな呼び方があるようですが、どれも心当たりがない方はまずはWikipediaにアップロードされている写真をご覧ください。
別名Up Down And Around、Marie's、Marie's Waltzなど。フィドル仲間の間ではMarie'sまたはMarie's Waltzで通っています。
ハーディングフェーレの扱いについて書かれた資料には、必ずと言っていいほど「決してバイオリン弦を張ってはいけない。ハーディングフェーレの専用弦を使うように」と書かれています。バイオリン弦はハーディングフェーレの専用弦よりも張力が強いこと、また一般的にハーディングフェーレはフィドルと比べると華奢にできているため、楽器が耐えられないというのがその理由としてあげられています。
検索エンジン経由でこのサイトにやってくる方が入力した検索ワードの、楽器関連での一番人気は "ハーディングフェーレ" です。この傾向はハーディングフェーレを買ってしまったというネタを披露する前からずっと変わりません。フィドルではないのがちょっと残念です。
"ハーディングフェーレ" で検索するとこんなしょうもないサイトがヒットするということは、ハーディングフェーレに関する日本語の情報がいかに少ないかを端的に表しています。ということで、ささやかながら、あちこちで拾ってきた情報をちょっとずつまとめてみようと思います。もちろん、所詮は落書き帳ですので、それなりに割り引いてお読み下さい。間違いがあればメールなりコメントなりでご指摘いただけると嬉しいです。
まずは調弦の話から。
Sleipnir(仮名) 【 profile 】
北欧神話に登場するスレイプニル(Sleipnir)は8本の脚を持つ駿馬で、神々の王オーディンの乗馬です。ただでさえ脚が速い動物である馬の脚を倍にすることで俊足を強調し、そのうえ神秘性も加える見事な発想ですね。
Gaelic Air 【 tunes 】
Scottishのairで、これまで繰り返しネタにしているアルバムThe Road Northで出会いました(このアルバムではTraditional Gaelic Melodyというタイトルで収録されています)。Gaelic Airという漠然とした名前からして有名曲だと思うのですが、練習会やセッションで会った人でこれを知ってたのは1人だけでした。
Trip to Skye 【 tunes 】
シンプルなメロディながら、哀愁の漂う響きがたまらない曲です。 "Skye島への旅" ということで、多分Scottish。しつこくご紹介したThe Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)と並んで、私にとってのcelt系音楽の原体験となったCeltic Odysseyというコンピレーション・アルバムで出会った曲です。
Erin Shore 【 tunes 】
アイリッシュ・フィドルに挑戦したきっかけは何かとよくきかれるのですが、いつも答えに窮します。何年にもわたっていくつもの小さなきっかけが蓄積した結果なので、なかなかこれがきっかけだと言いにくいんですよね。きかれるたびごとに違う答えを返してるような気がします。Erin Shoreはそれらのきっかけのひとつで、また、初めてそらで弾けるようになったアイリッシュの曲です。
"音源つきtunebook" 【 tunes 】
いつもお気に入りの曲をネタにしているtunesカテゴリですが、今回のネタはちょっと面白い "音源つきtunebook" です。
このところ、Scottishにはまっています。Hettie and Farquhar's Waltzは特にお気に入りの1曲で、弾いても聴いても楽しい、いい曲です。難点は誰も知らないので一緒に弾いてくれる人がいないこと。それもそのはず、実はトラッドではありません。
"シアルフィ"は長丁場のセッションや練習会で愛用しているカーボン弓につけた名前です。メーカーはArcus。
ちなみにメインで使っているのは木製の弓ですが、こちらはなんとなくフィドルとセットで1つという気がするため特に名前はつけていません。
Spootiskerry 【 tunes 】
ネットで楽譜を見つけて挑戦したreelです。もっとも初めて挑戦したのはフィドルに興味を持ったばかりの時期で、イメージが湧かずあっさり投げてしまいました。ちょっと前にとある練習会で取り上げられたのをきっかけに再挑戦し、なんとかレパートリーに加えることができました。
The Flowing Bowl 【 reel, tunes, workshop 】
とことん明るい曲調で、弾いていて非常に楽しいreelです。フィドル奏者 大森ヒデノリさんのワークショップで教わりました。タイトルを直訳すると"流れゆくお椀"・・・一寸法師?
workshopカテゴリに、reelを3曲(The Fairy Dance、The Man from Bundoran、The Wind that Shakes the Barley)、jigを1曲(Tobin's Favourite)を追加しました。それに伴ってreel全曲、jig全曲のPDFも更新しています。
The Fairy Danceは4月、それ以外は今月のワークショップで教わった曲です。
また、workshopカテゴリにreel、slideを追加へのコメントに書きましたが、The Highの譜面に間違いがあったため、修正して差し替えています。PDFの作成後にチェックしただけでなく、印刷したものを見ながら何度か弾いていたのに今までミスに気付いていませんでした。私の目は節穴です。ごめんなさい。
The Ash Grove 【 tunes 】
最近ちょっとお気に入りのWalesの歌物の曲です。タイトルの意味は"トネリコの森"。Llwyn on、Sir Watkin William Wynnなどいろいろな別名があるようですが、私は断然The Ash Groveが好きです。
workshopカテゴリにpolka(7曲)、hornpipe(2曲)を追加しました。また、polkaについて全曲を1ファイルにまとめたものもアップしました(polka全曲)。
polkaはもっとたくさん教えていただいたのですが、大森さんのHPで公開されているものを割愛したらかなり減ってしまいました。
workshopカテゴリにreel(17曲)、slide(3曲)を追加しました。また、jig、reelについて全曲を1ファイルにまとめたものもアップしました(jig全曲、reel全曲)。slideは3曲しかないのでまとめていません。
改めて楽譜の山を眺めてみると、こんなにたくさん教えていただいたのに弾けるようになった曲は・・・とちょっと凹みます。特にreelは弾けるようになったのはMichael BourdeleauxとThe Highの2曲だけというていたらく。いかんなあ。
The Glasgow 【 tunes 】
とあるセッションで出会ったreelです。私好みの低音寄りのreelで、とてもかっこよかったので曲名を教えてもらい、帰宅後さっそく楽譜を探しました。どうもTam Linn(Tamlin、Tamblin、Tamlyn・・・)という方が通りがいいようですが、The Glasgowとして出会ったのでそっちのタイトルで。
いつかやろう、と思いつつ先送りにしてきたのですが、フィドル奏者 大森ヒデノリさんのアイリッシュ・フィドルワークショップでいただいた楽譜を、電子化して整理し始めました。で、せっかくですのでworkshopカテゴリで掲載することにしました。
The Banks of Speyに引き続き、The Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)に収録されているのを聴いて知ったreelです。以前から好きな曲だったのですが、チャレンジしたきっかけはThe Banks of Speyとセットで発表会の曲として選んだことです。
しつこいようですが、私の愛聴盤The Road North(Alasdair Fraser & Paul Machlis)に収録されているstrathspeyです。
Knockdhu Reel 【 tunes 】
最近ちょっとはまっているreelです。全然違う曲の楽譜を探しているときにたまたま見つけました。残念ながら、タイトルはなんと読んだものか、さっぱり分かりません。
The Laughing Wolfのエントリで触れたThe Road Northというアルバムで知ったjigで、The Laughing Wolfとセットで演奏されています。残念ながら他の音源は知りません。
fiddling, writingはごくわずかなアクセスしかない、インターネットの辺境もいいところのサイトなわけですが、いっちょまえにアクセス解析のCGIを導入しています。
やたら明るい曲調のhornpipeで、タイトルのLaughingの気持ちがなんとなく分かる気がします。
Fiddler's neck 【 fiddle 】
「フィドルのネックじゃなくてフィドラーの?」と困惑されそうですが、皮膚疾患(というか外傷?)の名前です。正式な名称かは知りませんが、医学系の雑誌でも使われる言葉です。とはいえ、一般人にはあまり知られていないと思います。
ハーディングフェーレ(hardingfele)はニッケルハルパ(nyckelharpa、どこまでfiddle? − nyckelharpa参照)よりも断然fiddle度の高い楽器です。ハルダンゲル・フィドル(hardanger fiddle)という呼び名もあるぐらいですから、fiddleと呼ぶのに何ら抵抗はありません。
子供のころに7年、10年ちょっとブランクを経て再開してから3年。通算10年フィドル/ヴァイオリンを弾いていることになりますが、恥ずかしながらいまだに楽器の構え方がよく分かりません。
Calliope House 【 tunes 】
フィドルというものの存在を知った私が、最初に挑戦した数曲のうちの1曲です。また、間抜けなことにずいぶん後になってから気付いたわけですが、実は初めて聴いたフィドルのアルバムに収録されていた曲でもありました。
タイトルは「井戸へ水を汲みに」といったところでしょうか。どすん、どすん、と重いリズムの労働歌かと思いきや、鼻歌でも唄いながらスキップで井戸へ向かう姿が目に浮かぶ、えらくかわいらしいメロディのslide jigです。
「フィドルって何? バイオリンの親戚?」などときかれると、ついつい喋りすぎてうざがられます。
世の中にはひとことで説明してしまう気の利いた人がいまして、こんな言葉がよく紹介されます。
バイオリンは歌う、フィドルは踊る。
(The violin sings, the fiddle dances.)
大好きな言葉です。
私はいろんなものに名前を付けます。「銀色」は私のノートPCの名前です。Powerbook G4 12インチ。MacはMacであってPCじゃない、という向きもありますが、personal computerをPCと呼んで何が悪い、というのが私のスタンスです。PC/AT互換機ではないということならそのとおりですね、とややマニアックに反論しておきます。
A Finnish Polka 【 tunes 】
Levan Polkaともいうそうです。どうもLevan Polkaという方がとおりがいいようですが、私はA Finnish Polkaとして出会ったので、タイトルはA Finnish Polkaで。
有名、かつ人気のある曲のようで誰かが弾きだすとすぐ大合奏になります。
世の中には楽器にまつわるジョークがたくさんあります。ジョークの数、知名度には楽器の人気、「おいしさ」がそのまま反映されているように思います。
庶民に愛される楽器、われらがフィドルにも、もちろんいろんなジョークがあります。
Spanish Ladies 【 tunes 】
とあるライブで出会ったpolkaです。「スペイン女性の美しさをひたすら褒め称える歌」という説明で、かわいらしい女性のフィドラーが歌っていました。
Drowsy Maggie 【 tunes 】
いかにも、なreelです。多分アイリッシュ・トラッド。
タイトルは「マギーはおねむ」といったところでしょうか。アップテンポのダンスチューンですから、どのへんが眠そうなのかさっぱり分かりませんが、アイリッシュの曲にはよくあることなので気にしない方向で。
ここ数年、日本でもフィドル人気が盛り上がってきており(?)、 "フィドラー" のCDが店頭に並んでいるのもよく目にするようになりました。また、小規模ではありますがフィドルをテーマにしたイベントもぽつぽつと開催されています。
とはいえ、多くの人にとってフィドルというのはまだまだ耳慣れない言葉だと思います。
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